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パワハラとはなんですか?

パワハラとは

パワーハラスメント(パワハラ)とは、法律上の定義はありませんが、一般的には、上司が職務上の地位や権限を背景にして、本来の業務の範疇を超えて、部下の人格権を侵害するような嫌がらせを行い、就労環境を悪化させたり、不要な不安感や緊張感を与えることを言います。

パワハラが違法となるか否かについては、以下の3点を中心にして、総合的に判断されます。

  • 上司の業務命令等が、業務上の必要性に基づいてなされたものか。
  • 業務命令等を行った上司に、不当な動機や目的があるといえるか。
  • 上司の業務命令等によって部下が受ける不利益が、一般的な程度を著しく超えているか。

パワハラの判断は、上司の行為が部下の人格権を侵害するか否か、つまり社会的に相当と認められる限度を逸脱した行為であるか否かを基準とすることになります。
具体的には、上司の部下に対する注意や叱責は、業務を遂行する上で必要な程度で認められますが、人格を否定するような発言で継続して罵倒するような場合は、違法となると言えます。

パワハラと認められたら

パワハラがあった場合、パワハラをした上司だけでなく、会社も損害賠償責任を負う可能性があります。またパワハラによる自殺について、労災が認められた事例もあります。

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