昨今、企業へのモンスタークレーマーの存在が社会的にも大きな問題となっています。
クレーマーに対応する際には、クレームの原因を適切に見極めることが大切です。
まず、自社の商品に欠陥や問題があった場合などには、商品の交換や返品などに、迅速且つ適切に対応する必要があります。
商品に欠陥や問題がないのに、客側の悪意でクレームが寄せられた場合には、毅然とした対応をとる必要があります。
具体的には、クレームの対象となっている商品が、十分な品質を備えていることを説明し、納得を得るよう努めます。
会社の内部の1名が対応したのでは、残念ながら上げ足を取られたり、さらに大きなクレームに発展することも考えられるため、複数名で対応したり、経過を記録しておくことも有効です。
それでもクレームが収まらないケースでは、面談禁止の仮処分や、債務不存在確認の訴訟を検討するべきケースもあります。